T.D.M.S project

T.D.M.S Tennis Academy

なぜ「全部を教えない」のか

全てを事細かに教えられると、短期的には“楽”に感じるかもしれません。
しかし実際の試合では、相手やコート、ボールの質、スコア、さらには風や太陽の角度まで──常に状況が変化します。
この変化に適応するために欠かせないのが、「見て → 解釈して → 選び → 実行する」意思決定の筋力です。

だからこそ私たちは、単なる答えではなく“気づきのきっかけ”を与えることを大切にしています。
問い → 仮説 → 実験 → 検証という小さなサイクルをレッスン内外で繰り返すことで、
技術・戦術・メンタルが一本の線でつながり、やがてあなた自身の感覚に自然と結びついていくのです。

方法論の核

• Trigger（トリガー）コーチング：いきなりフォーム矯正に入らず、まず視点と問いを与えて気づきを引き出す（例：「いま相手のどこを見て配球を決めた？」「次の球の前提は何？」）。
• Decision First（意思決定優先）：フォームより先に「どこを見るか／何を選ぶか」を整理。観察→仮説→実行→検証の順序を身体に刻む。
• Tactical Breadth（戦術の幅）：状況で「正解」が変わることを体験学習で理解。展開・視点・戦術を増やし、勝ち筋を複線化。
• Sense Integration（感覚統合）：技術指標（打点・軌道・スピン量）と言語化／非言語の身体感覚（重心・接地・肩／骨盤の開き）を同期。
• Pressure Rehearsal（圧力下の再現）：点取りの緊張や要所を意図的に再現。成功体験と微調整を繰り返し、試合での「いつも通り」を仕上げる。

レッスンの進み方（例）

• 課題の可視化（視点合わせ）：現象ではなく構造で捉え直す（例：「バックの凡ミス」→準備の遅れ／身体の向き／相手配球の読解／ポジション選択）。
• Triggerドリル（きっかけ投入）：ミニゲームや制限付きドリルで気づきを創出（例：相手の打点が高い時に空くコースを言語で先出し→実践→言語で回収）。
• 戦術シナリオ練習：スコア・相手タイプを設定し、配球・ポジション・狙いの組み合わせを検証。
• プレッシャー下のリハーサル：タイブレーク／ブレークポイントなどの要所を再現。ルーティンと視点を固定化し、再現性の“型”を意思決定プロセスに置く。
• 振り返りと次回の仮説設定：学びを短文で記録し、次回までのフォーカス（観察1・戦術1・感覚1）を決定。

「展開・視点・戦術」を徹底すると何が変わるか

例：セカンドサーブからの失点。単に“入れにいく”のではなく、
・相手のリターン傾向（クロス強め／ミドル／待ち位置）
・こちらの2球目の狙い（バック固定？ 前に出る準備？）
・配球の布石（次の展開を見据えたコース／深さ／球速）
を事前設計。実行後は「何が見えたか」を言語化して次のポイントへ即時反映。積み上げにより、緊張しても判断の順序が揺らがらない心の余白が生まれます。

メンタルは“別メニュー”ではなく“設計に内包”

気合や根性に頼らず、意思決定の手順・視点の固定化・ルーティン・スコア文脈に応じた呼吸や間合いまで、緊張下でも身体が「いつも通り」を選べる設計を最初から組み込みます。

対象とアプローチ（ジュニア〜一般）

• ジュニア：“正解を言い当てる力”ではなく“正解にたどり着く力”。観察ゲームや問いベースのドリルで意思決定の幹を育成。
• 一般（初級〜中級）：フォーム悩みを“状況選択”に置き換え、ミスの源を整理。毎回「何を見る／何を捨てる」を1つに絞り、上達負荷を軽く。
• 上級・競技志向：配球の複線化、リターンゲームの勝ち筋設計、要所のパターン最適化。スコアとメモで試合を検証素材化。

成果のイメージ

• 短期（1〜3回）：視点が整理され、ミスの原因仮説が語れる。緊張時の意思決定手順が簡素化。
• 中期（1〜2ヶ月）：ポイント設計の質が向上。ラリー内の“余裕”が増え、要所の崩れが減少。
• 長期（3ヶ月〜）：課題定義→練習設計→修正の自走が定着。相手や環境の変化への適応力が向上。

よくある誤解への回答

• 「フォームは直さないの？」：直します。ただし「どの状況で何のために」を明確にしてから。意思決定と結びつかない矯正は再現性が低いからです。
• 「考えることが増えて固まりそう」：初期は“見るポイントを1つ”に絞り、逆に動きを自由にします。
• 「メンタルが弱いだけでは？」：多くは意思決定の順序と場面が噛み合っていないことが原因。順序が合えば、心は自然に整います。

自主練の“宿題”（シンプル）

• 観察ポイントを1つ決める（例：相手の打点の高さ）。
• 観察から導く配球仮説を1つ決める（例：高打点が続くときは深いクロスで押す）。
• 練習後に1分メモ：「観察→仮説→結果→次の仮説」を各1行。

受講の流れ（初回〜継続）

• 事前ヒアリング（現状・目標・悩み／対戦レベル・頻度など）。
• 体験セッション（Trigger中心で気づきを作り、短い検証まで）。
• 個別プラン作成（観察ポイント・戦術テーマ・プレッシャー設計の比率を定義）。
• 継続セッション（戦術シナリオ→圧力下の再現→振り返りと仮説更新）。
• 月次レビュー（文章メモをもとに自走の度合いを評価・補正）。

こんな方に特に合います

• 指示待ちより、自分で上達を組み立てたい。
• 練習ではできるのに、試合で“いつも通り”が出ない。
• 同じ失点パターンが続く／配球が単線的になりがち。
• 子ども（ジュニア）に“考える力”を早くから育てたい。

最後に——“唯一無二”の体験を

ここで得られるのは、フォームの微修正や単発のテクニックではありません。状況に応じて最適解を選び続けるための設計図そのものです。あなた自身の潜在能力を引き出し、どんな場面でも「自分のテニス」を再現する。海外式×自走型のレッスンで、その一歩を踏み出してください。

他にはない、「自分で成長を創り出す」唯一無二の体験を、ぜひあなたも実感してください。

東海三県・その他地域別料金｜ジュニア〜一般対応

■ 入会金

■ プラン一覧

■ 交通費について（通常レッスンのみ）

• 東海三県（愛知・岐阜・三重）
  ・片道30kmまでは無料（料金に含む）
  ・30kmを超える場合は、超過分を1kmあたり50〜100円でご負担いただきます
• その他の地域
  ・レッスン料金に基本の交通費は含まれています
  ・ただし宿泊が必要な場合やレンタカー利用時は、実費をご負担いただきます
  ※いずれも事前にお見積もりを提示いたしますのでご安心ください。

■ その他サービス・特典

• 初回体験レッスン（60分）
  東海三県：4,000円 ｜ その他地域：4,500円
  ※雰囲気や指導法を体験してからご判断いただけます
• 動画撮影＆フォーム解析（希望者）
  ＋1,500円／回
  映像で改善点を「見える化」し、課題を明確に
• 自主練メニュー作成サポート
  ＋2,000円〜／回
  目的に合わせたオリジナル練習プランをご提案
• LINE相談（月1回無料）
  レッスン外でのちょっとした疑問や確認もOK（動画添付も可）
• ラケット・ガットセッティングアドバイス
  対面時は無料でご相談可能。プレースタイルに最適な道具をご提案
• 練習会・合同レッスン（不定期開催）
  参加費：2,000〜3,500円
  ゲーム形式や他の受講者と一緒に実践する機会
• 継続受講特典（3ヶ月以上）
  ・レッスン1回分 10％OFF（1回限り）
  ・ビフォーアフター比較動画をプレゼント
  ・オリジナル練習ノート進呈（書き込み式／PDFも可）

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